インド式計算 - 学校の勉強や日常生活で役立つ魔法の計算方法

 

   展開の公式を使ったかけ算 2
     基準となる数との差が近い2数のかけ算(99×102,147×154など)

  (練習問題の解答)

  @ 49×52=2548
    基準となる数を50とする。
    (a+b+c)(a-b)=a2-b2+c(a-b)を使う。
    a=50,b=1,c=1とすると、
    49×52=(50-1)×(50+1+1)
          =(50-1)×(50+1) +(50-1)×1
          =502-12+49
          =2500-1+49
          =2548

  A 78×86=6708
    基準となる数を80とする。
    (a+b+c)(a-b)=a2-b2+c(a-b)を使う。
    a=80,b=2,c=4とすると、
     78×86=(80-2)×(80+2+4)
          = (80-2)×(80+2)+(80-2)×4
          =802-22+312
          =6400-4+312
          =6708

  B 147×155=22785
    基準となる数を150とする。
    (a+b+c)(a-b)=a2-b2+c(a-b)を使う。
    a=150,b=3,c=2とすると、
     147×155=(150-3)×(150+3+2)
            = (150-3)×(150+3)+(150-3)×2
            =1502-32+294
            =22500-9+294  (10の位が等しく、1の位の和が10の2桁のかけ算参照)
            =22785

  C 405×394=159570
    基準となる数を400とする。
     (a+b)(a-b-c)=a2-b2-c(a-b)を使う。
    a=400,b=5,c=1とすると、
     405×394=(400+5)×(400-5-1)
           = (400+5) ×(400-5)-(400+5)×1
           =4002-52-405
           =160000-25-405
           =159570

  D 994×1007=1000958
     基準となる数を1000とする。
     (a+b+c)×(a-b)を使う。
     a=1000,b=6,c=1とすると、
     994×1007=(1000-6)×(1000+6+1)
            = (1000-6)×(100+6)+(1000-6)×1
            =10002-62+994
            =1000000-36+994
            =1000958

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