平家物語・巻第六(原文・現代語訳)

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■ 平家物語・巻第六
あらすじ  富士川の戦いで源頼朝が平家の討伐軍を撃破した情報が各地に伝わると、平家に対する地方反乱が相次いだ。信濃の木曽義仲、河内の石川義基、豊後の緒方維義、伊予の河野通清。その他、東国から四国、九州にいたるまで、平家包囲網が張られ、全国で戦いの火の手が上がった。再び頼朝討伐に向かうべく、平宗盛が進発しようとした矢先、平清盛が倒れ、遠征は中止となる。突然の発熱に悶え苦しむ清盛。天下の権勢を一身に集め、数多くの敵を葬ってきた清盛も、病には勝てず、遂に死が訪れた。そして、明かされる出生の秘密。最早、平家に味方する者はなく、滅亡の足音が近付いて来た。しかし、棟梁である宗盛にその認識はなく、度重なる自らの昇進に、独り酔い痴れるのであった。
□ 平家物語・巻第六の原文・現代語訳(口語訳・解釈)
新院崩御 治承五年正月一日…』 : 奈良の大寺院焼失に衝撃を受ける都の人々
  上皇は、一昨年…』 : 高倉上皇の崩御
紅葉 優にやさしう…』 : 下級役人の不始末を許す高倉天皇
  また、安元の頃ほひ…』 : 醍醐天皇の故事を思い出す高倉天皇
  やや深更に及んで…』 : 盗賊の被害にあった幼女に衣を与える高倉天皇
葵前 中にも、あはれなりし御事は…』 : 高倉天皇と葵前の恋
  その後、主上、緑の薄様の…』 : 葵前、高倉天皇のお召しがなくなり病没
小督 主上、恋慕の御思ひに沈ませおはします…』 : 中宮、失意の高倉天皇に宮中一の美人小督を献上
  入道相国これを聞き…』 : 平清盛、激怒して小督の殺害を示唆し、小督、その話を聞きつけ失踪
  かくて、八月十日あまりになりけり…』 : 高倉天皇、源仲国に小督の捜索を指示
  仲国つくづくと物を案ずるに…』 : 仲国、小督の捜索を開始
  牡鹿鳴くこの山里と詠じけん…』 : 仲国、小督の捜索に行き詰る
  亀山のあたり近く…』 : 仲国、亀山付近で小督を発見
  ありつる女房取り次いで…』 : 仲国、小督の返事を受け取り、参内
  今は入御もなりぬらん…』 : 帰京して高倉天皇の皇女を儲けた小督に対する清盛の処断と天皇の崩御
  法皇はうち続き御歎のみぞしげかりける…』 : 相次いで子と孫を失った後白河法皇の嘆き
廻文 入道相国、かやうにいたく情けなう振舞ひおかれし事を…』 : 平清盛、後白河法皇に巫女の娘を献上
  さる程に、その頃信濃国に、木曽冠者義仲…』 : 木曽義仲登場
  ある時、傅の兼遠を召して宣ひけるは…』 : 義仲、平家打倒を画策し、挙兵の回状を送る
飛脚到来 木曽といふ所は…』 : 平清盛、木曽義仲の背後を扼すべく、城助長を越後守とする
  同九日、河内国石川郡に居住したりける…』 : 河内、石川氏の反乱
  同十六日、伊予国より飛脚到来す…』 : 伊予、河野氏の反乱
入道死去 その後、四国の兵ども…』 : 平宗盛による源頼朝討伐計画
  同二十七日、前右大将宗盛卿…』 : 平清盛が熱病に侵され、頼朝討伐軍の派遣中止
  入道相国の北の方…』 : 時子の悪夢
  同閏二月二日…』 : 清盛の遺言
  同四日、病に責められ…』 : 清盛、死す
築島 やがて葬送の夜…』 : 平清盛の葬送の夜に続発した奇妙な出来事
  およそは、最後の所労の有様こそうたてけれども…』 : 清盛が生前にした善行
慈心坊 古い人の申されけるは…』 : 慈心坊尊恵、閻魔王から招請を受ける
  やうやう二十五日の夜陰に及んで…』 : 尊恵、閻魔王宮へ行く
  王宮の体を見るに…』 : 閻魔王、尊恵に悟りを得るための教理と言葉を授ける
  尊恵なのめならず喜んで…』 : 閻魔王、平清盛を賞賛し、尊恵に伝言を託す
祇園女御 また、ある人の申しけるは…』 : 白河院、平忠盛に化け物退治を命じる
  内々思ひけるは…』 : 忠盛、化け物の正体が僧であると突き止め、恩賞として祇園女御を賜る
  さて、かの女房…』 : 祇園女御が産んだ白河院の子を、忠盛が実子とし、院の歌から清盛と名付ける
洲俣合戦 同閏二月二十日…』 : 藤原邦綱、死す
  やがてこの邦綱の先祖に…』 : 如無僧都とその母の挿話
  法性寺殿の御世に中納言になる…』 : 邦綱と平清盛の交流
  治承四年の五節は…』 : 邦綱の教養
  この人、大納言までは思ひもよらざりしを…』 : 邦綱の母による出世祈願
  同二十二日、法皇は…』 : 後白河法皇、法住寺殿に御幸
  三月一日、南都の僧綱等…』 : 藤原行隆、正夢どおり、大仏殿再建の奉行となる
  同三月十日、美濃の目代…』 : 平家が、源行家率いる源氏を尾張において破る
嗄声 さる程に、越後国の住人城太郎助長…』 : 城助長、天変地異により死亡
  同七月十四日、改元あつて…』 : 藤原基房、藤原師長、源資賢ら流人の帰京
横田河原合戦 八月七日、官の庁にて大仁王会行なはる…』 : 朝敵調伏にまつわる不吉な出来事
  さる程に、養和も二年になりにけり…』 : 平家と比叡山の交戦を危惧し、疑心暗鬼となる人々
  同五月二十四日、改元あつて、寿永と号す…』 : 木曽義仲、井上光盛の策を用い、城長茂を撃破
  同十六日…』 : 横田河原合戦の大敗から目を背け、官位の昇進に浮かれる宗盛以下、平家一門
 
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