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 講座・問題集
 
(解答)
 
 
 3行目と9行目、5行目と7行目の数は10の位と1の位の数がそれぞれ入れ替わっているので、E=9
 九九の9の段で積が2桁で、乗数と積の1の位が同じ数字になるのは、9×5=45のみ。
 ゆえに、D=5,I=4
 
 3行目は54なので、A=54÷9=6
 8行目は5Hなので、45+5=50よりH=0
 
 確定していない数は、1,2,3,7,8なので、GJまたはJGになりうる数は、27,72のみ。(∵81はBまたはCが9となるため不適。36,63は6が使用済み)
 4行目から6行目を見ると、J5-JG=Cなので、G<5
 ゆえに、G=2,J=7
 
 B=72÷9=8
 C=27÷9=3
 54+7=61なので、F=1
 
(答え) A=6,B=8,C=3,D=5,E=9,F=1,G=2,H=0,I=4,J=7
 
(解説)
 
 九九の9の段のうち、2桁の積は、10の位と1の位の数字を入れ替えた4組です。
 すなわち、(18,81)(27,72)(36,63)(45,54)です。
 このような組み合わせになっている段は他にはありません。
 「3行目と9行目、5行目と7行目の数は10の位と1の位の数がそれぞれ入れ替わっているので、E=9」は、このことから導き出しています。
 なお、九九で10の位と1の位の数字が入れ替わっている積があるのは、3の段の(12,21)と6の段の(24,42)がありますが、各段ともに1組のみです。
 
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