(解答) |
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AOを結ぶ直線の延長線と円周との交点をEとする。 |
三角形OABはOA=OBで二等辺三角形だから、∠OAB=∠OBA (●) |
三角形OACはOA=OCで二等辺三角形だから、∠OAC=∠OCA (○) |
これらと∠OAB+∠OAC=∠BAC=57°より∠OBA+∠OCA=57° (○+●=57°) |
三角形の外角の定理より |
∠BOE=∠OAB+∠OBA (●+●=●●) |
∠COE=∠OAC+∠OCA (○+○=○○) |
よって、∠x=∠BOE+∠COE=∠OAB+∠OBA+∠OAC+∠OCA=57°×2=114° (●●+○○=114°) |
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DOを結ぶ直線の延長線と円周との交点をFとする。 |
三角形OBDはOB=ODで二等辺三角形だから、∠OBD=∠ODB (●) |
外角の定理により、∠BOF=∠OBD+∠ODB=∠ODB×2 … @ (●×2=●●) |
三角形OCDはOC=ODで二等辺三角形だから、∠OCD=∠ODC (○) |
外角の定理により、∠COF=∠OCD+∠ODC=∠ODC×2 … A (○×2=○○) |
∠BOC=∠COF-∠BOF (○○-●●) |
=∠ODC×2-∠ODB×2 (∵@,A) |
=(∠ODC-∠ODB)×2 [(○-●)×2] |
=∠BDC×2 |
∠BOC=114°だから、 |
∠y=∠BDC=∠BOC÷2=114°÷2=57° |
(答え) ∠x 114°, ∠y 57° |
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(重要) |
円周角の定理 |
@ 共通の弧を持つ円周角は等しい |
A 中心角=円周角×2 |
(この問題では、共通の弧は弧BC,中心角は∠x,円周角は∠BAC,∠BDC) |
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