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 講座・問題集
 
(解答)
 
(1) 57+99
  最初に100をたして、後から差(100に対する99の補数)の1を引きます。
  57+99=57+(100-1)=157-1=156
  (答え) 156
   
(2) 36×9
  最初に10をかけて、後から1倍分の36を引きます。
  36×9=36×(10-1)=360-36=324
  (答え) 324
   
  この方法は、大きな位の数が小さな位の数より大きいとき、くり下がりの回数が少ないため、計算しやすく、より有効です。
  例 63×9=630-63=567 (←36×9より計算しづらい)
   
(3) 203÷7
 

割られる数(被除数)を計算しやすい数、この場合は210にして、後で差の7を7で割った数を引きます。

  (203+7-7)÷7=210÷7-7÷7=29
  (答え) 29
(4) 255÷15
  割る数(除数)を分解して、2回にわけて割ります。
  255÷15=255÷(5×3)=255÷5÷3=51÷3=17
   
(別解) 除数が15のように1の位が5の場合は、2倍してから割ります。
  15の場合は、2倍してから30で割ります。
  255÷15=255×2÷30=510÷30=17
  (答え) 17
   
(5) 722×5
  偶数×5は、偶数を2で割ってから10倍します。
  722×5=722÷2×10=3610
  (答え) 3610
 
(解説)
 
 計算は、くり上がり・くり下がりの回数が多いほど難しくなり、間違える危険性が高くなります。
 なるべく、くり上がり、くり下がりの回数を減らす計算方法を用いましょう。
 基本問題4のような問題は、計算方法を工夫することにより、簡単な暗算で答えられます。
 計算問題のみならず、文章題や図形の問題にも、あらゆる計算テクニックを駆使して、1秒でも早く正解できるようになってください。
 
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