竹取物語[かぐや姫]・八・『帝の求婚』 (原文・現代語訳)
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竹取物語[かぐや姫]
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八・『帝の求婚』
■ 竹取物語[かぐや姫]
八 : 帝の求婚
あらすじ
…
五人の貴公子の求婚をかわしたかぐや姫であったが、美貌の噂は、帝の御耳にまで達していた。帝は、内侍中臣房子に、かぐや姫を見て参るよう命じられる。しかし、かぐや姫は、対面しようとはしない。内侍の権力を笠に着た発言に対しても、かぐや姫は妥協しない。やむを得ず、内侍は帰参して、状況を奏上する。帝は竹取の翁をお呼びになり、かぐや姫の宮仕えをお命じになった。かぐや姫は、当然のごとく拒絶する。窮余の一策として、帝は御狩を口実として翁の家に行幸なさる。かぐや姫を御覧になった帝は、即座にお捕まえになり、連れて行こうとなさる。突然、かぐや姫は影になった。思わぬ事態に、帝は、かぐや姫をお連れになることを諦められ、その後は、文通によって、かぐや姫と交流なさるのであった。
□ 竹取物語[かぐや姫]・八・『帝の求婚』の原文・現代語訳(口語訳・解釈)
『
さて、かぐや姫…
』 : かぐや姫の容姿を見て来るよう中臣房子に勅命を下す帝
『
この内侍…
』 : 竹取の翁に、かぐや姫の宮仕えを命じる帝
『
翁いらふるやう…
』 : 宮仕えを拒否するかぐや姫
『
帝、仰せ給はく…
』 : 竹取の家に行幸し、かぐや姫の美貌に心を奪われる帝
『
これを、帝、御覧じて…
』 : かぐや姫と手紙をやり取りする帝
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