小倉百人一首 - かるたのルール(競技・遊び)

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■ 小倉百人一首 - かるたのルール(競技・遊び)
◎ かるた競技 ― 1対1の個人戦
100 枚の札を裏向けて混ぜ、 25 枚ずつ取る(持ち札)。残りの 50 枚は使用しない(空札)。
各自の持ち札を上中下の 3 段に分けて、自分の方を向けて自由に並べる。自分の範囲を自陣といい、相手の範囲を敵陣という。
札の位置を 15 分間記憶する。
礼により競技開始。
読み手が、百人一首に含まれない歌を読む。一般的には、王仁の「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」を用いる。
読み手が、百人一首の歌(上の句)を読む。
読まれた歌の札に先に触れた方が、その札を獲得する。二人同時の場合は、自陣にある側が獲得する。
獲得した札を場から取り除き、その札が敵陣のものである場合は、自陣の任意の札 1 枚を敵陣に送る(送り札)。
読まれていない歌の札に触れた場合は、お手付となる。お手付をすると、敵陣から任意の札 1 枚が送られる。
10 場を整理する。
11 読み手が勝負の決まった歌の下の句を読み、 1 秒後に次の歌(上の句)を読む。
12 7から10をくり返して、先に自陣の札がなくなった方が勝ちとなり、礼により競技終了。
その他の注意事項
両手で札に触れてはいけない。
歌を読み始めるまで手を動かしてはならない。
相手に申し伝えた上であれば、自陣の札の位置を変更してもよい。
正式な競技かるたのルールは、社団法人全日本かるた協会のホームページ(競技関係規則)でご確認ください。
また、正式な競技かるたには、社団法人全日本かるた協会公認競技用かるた(大石天狗堂製)が使用されます。
◎ ちらし取り(おちらし,ばら取り)
100 枚の札を全て並べ、その周囲に座る。
読まれた歌の札を取る。
お手付の場合は、獲得した札を減らす、 1 回休みなどの罰が与えられる。
100 枚全ての札が取られた時点で終了となり、最も多くの札を獲得した人が勝ち。
◎ 源平合戦
読み手を除く参加者を源氏・平氏の陣営に分ける。
両陣営に 50 枚ずつ札を分ける。
50 枚の札を 3 段に分け、自分の方を向けて並べる。
読み手が、百人一首の歌(上の句)を読む。
読まれた歌の札に先に触れた陣営が、その札を獲得する。数人同時の場合は、自陣にある側が獲得する。
獲得した札を場から取り除き、その札が敵陣のものである場合は、自陣の任意の札 1 枚を敵陣に送る。
読まれていない歌の札に触れた場合は、お手付となる。お手付をすると、敵陣から任意の札 1 枚が送られる。
場を整理する。
4から8をくり返して、先に自陣の札がなくなった陣営の勝ちとなり、終了。
◎ リレーかるた
源平合戦の取り手を交代で行う。
◎ 坊主めくり
100 枚の絵札を裏向けて置き、上から 1 枚ずつめくる。
殿の札は、そのまま獲得する。
坊主の札が出ると、それまで獲得した札を全て没収される。
姫の札が出ると、その札に加え、没収されて場に置かれている札を全て獲得する。
100 枚の札を全てめくった時点で終了し、最も多くの札を獲得した人が勝ち。
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