(解答) |
|
動く歩道Aの円柱は円周が10cmで1秒間に10回転するので、歩道は1秒間に、(10cm×2)×10回転=2m 動く。 ←注意 |
動く歩道Aの円柱が反時計回りに回るときは、太郎君は120秒で120m移動するので、その速さは、120m÷120秒=毎秒1m |
これらにより、太郎君が動かない普通の道を移動する速さは、2+1=毎秒3m |
花子さんが動かない道を移動する速さは、3÷1.2÷5×4=毎秒2m |
動く歩道Bの円柱は、円周が12.5cmで1秒間に4回転するので、歩道Bが1秒間に動くのは、(12.5cm×2)×4回転=1m |
よって、太郎君と花子さんがすれちがうのは、出発から、 |
120÷{(3+2)+(2-1)}=20 (秒後) |
(答え) 20秒後 |
|
(注意) |
|
円柱の上に平らな物を置いて円柱を転がすとき、物は地面に対して、転がった円周の長さの2倍動く。 |
円柱が転がって移動するとともに、円柱の上にのった物も円柱に連動して同じだけ動くため、円周の長さの2倍動くことになる。 |
そのため、円柱の軸がが固定されて円周が回転する場合とは異なり、物が地面に対して円周の長さと同じ(1倍)だけ移動するというのは誤り。 |
|
この注意点を強調するために、この問題は旅人算や流水算ではなく、図形の移動の問題として出題しました。 |
|
← 問題に戻る 次の問題 → |
|