インド式計算 - 学校の勉強や日常生活で役立つ魔法の計算方法

 

   10の累乗に近い数のかけ算(101×102,998×996など)


 (練習問題の解答)
 
 @ 102×185
 T 基準となる10の累乗との差を求め、異なる数のほうの差とたす。
    100を基準とする。
    102 → 2
    185 → 85
    102+85=187
 U Tの答えの右に差の積を書く。
     ただし、その数の桁数が、基準となる数の桁数-1桁に達しない場合は、その分だけ「0」を補い、超える場合はTの答えにくり上がる。
    2×85=170  (基準となる数は100で3桁なので、170は3桁-1桁を超えるため、Tの答えにくり上がる。)
    187
  +   170
    18870
 
 A 998×996
 T 基準となる10の累乗との差を求め、異なる数のほうの差とたす。
    1000を基準にする。
    998 → -2
    996 → -4
    998+(-4)=994
 U Tの答えの右に差の積を書く。
     ただし、その数の桁数が、基準となる数の桁数-1桁に達しない場合は、その分だけ「0」を補い、超える場合はTの答えにくり上がる。
    -2×-4=8   (基準となる数は1000で4桁なので、4桁-1桁=3桁に2桁足りないため、0を2つ補う)
    994008
 
 B 1010×1643
 T 基準となる10の累乗との差を求め、異なる数のほうの差とたす。
    1000を基準にする。
    1010 → 10
    1643 → 643
    1010+643=1653
 U Tの答えの右に差の積を書く。
     ただし、その数の桁数が、基準となる数の桁数-1桁に達しない場合は、その分だけ「0」を補い、超える場合はTの答えにくり上がる。
    10×643=6430   (基準となる数は1000で4桁なので、6430は4桁-1桁を超えるため、Tの答えにくり上がる。)
    1653
  +     6430
    1659430
 
 C 9997×9925
 T 基準となる10の累乗との差を求め、異なる数のほうの差とたす。
    10000を基準とする。
    9997 → -3
    9925 → -75
    9925-3=9922
 U Tの答えの右に差の積を書く。
     ただし、その数の桁数が、基準となる数の桁数-1桁に達しない場合は、その分だけ「0」を補い、超える場合はTの答えにくり上がる。
    -3×-75=225  (基準となる数は10000で5桁なので、5桁-1桁=4桁に1桁足りないため、0を1つ補う)
    9922
  +      0225
    99220225
 
 D 10800×10015
 T 基準となる10の累乗との差を求め、異なる数のほうの差とたす。
    10000を基準とする。
    10800 → 800
    10015 →15
    10800+15=10815
 U Tの答えの右に差の積を書く。
     ただし、その数の桁数が、基準となる数の桁数-1桁に達しない場合は、その分だけ「0」を補い、超える場合はTの答えにくり上がる。
    800×15=12000  (基準となる数は10000で5桁なので、12000は5桁-1桁を超えるため、Tの答えにくり上がる。)
    10815
  +     12000
    108162000
 
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