小倉百人一首 - 猿丸大夫
学ぶ・教える.COM
>
小倉百人一首
>
猿丸大夫
奥山で紅葉を踏み分けて鳴いている鹿の声を聞く時こそ、秋の悲しさを感じるものだ。
猿丸大夫 (さるまるだゆう)
生没年不詳。8世紀後半から9世紀前半頃の歌人と推定されるも詳細は不明。三十六歌仙の一人。古今集の真名序にその名が記されている。
○
奥山 ― 人里離れた山。深山ともいう。人里に近い山を意味する外山・端山の対義語。
○
紅葉踏みわけ ― 主語は鹿。人とする説もある。
○
鳴く鹿の ― 秋に雄鹿が雌鹿に求愛して鳴く。
○
声きく時ぞ秋は悲しき ― 「ぞ」と「悲しき」は、係り結び。「ぞ」は強意の係助詞。「悲しき」は、形容詞の連体形。
小倉百人一首 - 番号一覧
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
Copyright (C) 2019 学ぶ・教える.COM All Rights Reserved.