平家物語(原文・現代語訳)

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■ 平家物語
 
平家物語  平家の栄枯盛衰を描いた軍記物語。平清盛が太政大臣となり栄華を極めた時から、平氏一門が壇ノ浦で滅亡するまでの約二十年間を主題とする語り(平曲)をもとにして、本にまとめたもの。平家物語には、さまざまな系統の本があり、分類方法も学説により異なる。
作者  平家物語の作者は、信濃前司行長とする説が有力であるが、定かではない。
琵琶法師  生仏という琵琶法師が、行長の語りを聞き覚え、広めたとされる。その後も、平家物語は、世代を超えて琵琶法師が伝承した。
□ 平家物語の原文・現代語訳(口語訳・解釈)
平家物語 巻第一
祇園精舎 祇園精舎の鐘の声…』:冒頭
殿上闇討 しかるを忠盛備前守たりし時…』:平忠盛の栄達
その子どもは…』:平清盛登場
禿髪 かくて清盛公…』:清盛の出家
我身栄花 我身の栄花を極むるのみならず…』:清盛の息子たち
祇王 入道相国…』:白拍子の物語
二代后 昔より今に至るまで』:後白河上皇と二条天皇親子の不和
額打論 さる程に、永万元年の春のころより…』:二条天皇の崩御と六条天皇(二歳)の即位
清水寺炎上 山門の大衆、狼藉をいたさば…』:延暦寺の僧兵、興福寺の末寺清水寺に放火
東宮立 さる程に、その年は諒闇なりければ…』:高倉天皇(八歳)の即位と外祖父平時忠の栄華
殿下乗合 さる程に、嘉応元年七月十六日…』:後白河上皇の出家
鹿谷 これによつて、主上御元服の御定め…』:高倉天皇の元服と清盛の娘、徳子の入内
俊寛沙汰・鵜川軍 この法勝寺の執行と申すは…』:俊寛と祖父源雅俊
願立 神輿をば、客人の宮へ入れ奉る…』:白山中宮の神輿、比叡山にある客人の宮に到着
御輿振 さる程に山門の大衆…』:延暦寺宗徒の強訴
内裏炎上 夕に及んで…』:神輿問題に関する公卿僉議
平家物語 巻第二
座主流 治承元年五月五日…』:天台座主明雲の配流
一行阿闍梨之沙汰 十禅師権現の御前にて…』:比叡山宗徒による明雲の奪還
西光被斬 さる程に、山門の大衆、先座主を取りとどむるよし…』:鹿ケ谷の陰謀に関与した者の粛清
小教訓 新大納言は、一間なる所に押し込められ…』:藤原成親の没落
少将乞請 丹波少将成経は…』:平教盛、娘婿である藤原成経の助命を清盛に嘆願
教訓状 太政大臣は、か様に人々あまたいましめおいても…』:清盛、後白河法皇幽閉を計画
烽火之沙汰 これは、君の御理にて候へば…』:清盛、重盛の説得に応じ、法皇幽閉計画を断念
大納言流罪 同六月二日、新大納言成親卿をば…』:藤原成親、備前児島に配流
阿古屋之松 大納言一人にも限らず…』:藤原成経、備中瀬尾に配流
大納言死去 さる程に大納言入道殿をば…』:藤原成親、刑死
徳大寺之沙汰 ここに徳大寺の大納言実定卿は…』:徳大寺実定、清盛に媚びて左大将に昇進
堂衆合戦 さる程に、法皇は、三井寺の公顕僧正を…』:比叡山の下級僧、堂衆が官軍・学僧連合軍を撃退
山門滅亡 その後は、山門いよいよ荒れはてて…』:比叡山の荒廃と世界的な仏教の衰退
善光寺炎上 そのころ、善光寺炎上の由その聞こえあり…』:善光寺の由来
康頼祝言 さるほどに、鬼界が島の流人ども…』:平康頼の祝詞
卒塔婆流 丹波少将、康頼入道…』:平康頼が鬼界が島で流した卒塔婆が、厳島で発見され、評判となる
蘇武 入道相国の憐れみたまふ上は…』:漢の大将軍、蘇武の逸話
平家物語 巻第三
赦文 治承二年正月一日…』:中宮徳子の懐妊と鬼界が島の流人に対する恩赦
足摺 御使は、丹左衛門尉基康といふ者なり…』:藤原成経及び平康頼の赦免と俊寛の鬼界が島残留
御産 さる程にこの人々は、鬼界が島を出でて…』:中宮徳子、後に安徳天皇となる言仁親王出産
公卿揃 御乳には…』:平安末期の公卿名鑑
大塔建立 御修法の結願に、勧賞ども行はる…』:清盛による高野山大塔建立と厳島神社信仰のきっかけ
頼豪 白河院御在位の御時…』:白河天皇の皇子、敦文親王にまつわる怪僧頼豪の祈祷と怨霊
少将都帰 明くれば治承三年正月下旬に…』:藤原成経、帰京し、家族と再会
有王 さる程に、鬼界が島へ三人流されたりし流人…』:俊寛の召使、有王、鬼界が島に主人を訪ねる
僧都死去 僧都現にてありと思ひ定めて…』:俊寛、断食により自決
辻風 同五月十二日午刻ばかり…』:京で吹き荒れる旋風
医師問答 小松の大臣か様のことどもを聞きたまひて…』:清盛の嫡男、重盛病死
無文 天性この大臣は、不思議の人にて…』:重盛、生前に葬儀用の太刀を、嫡男、維盛に譲り渡す
燈炉之沙汰 総てこの大臣は…』:重盛、燈籠の大臣と呼ばれる
金渡 また、大臣…』:重盛、宋の育王山に自身の供養を依頼
法印問答 入道相国、小松殿に遅れたまひて…』:清盛の朝廷に対する不満と静憲法印の反論
大臣流罪 法印、御所へ参つて…』:清盛による公家の大粛清
行隆之沙汰 前関白松殿の侍に…』:大江遠成親子の自害と藤原行隆の栄華
法皇被流 同二十日、院御所法住寺殿には…』:清盛、後白河法皇を京都郊外の鳥羽殿に幽閉
城南之離宮 百行の中には、孝行をもつて先とす…』:清盛、治承三年の政変を完遂し、福原に去る
 
平家物語 巻第四
厳島御幸 治承四年正月一日…』:高倉天皇、言仁親王に譲位後、厳島へ御幸
還御 同二十六日、厳島へ御参着…』:高倉上皇の厳島参詣
源氏揃 蔵人衛門権佐定長…』:源頼政、以仁王の令旨を受けて平氏打倒の戦いを開始
鼬之沙汰 さる程に法皇は、「遠き国へも流され…』:清盛、後白河法皇の解放と以仁王の捕縛を下知
信連 宮は、五月十五夜の雲間の月を眺めさせたまひ…』:以仁王の高倉御所脱出と長谷部信連の活躍
宮は、高倉を北へ…』:渡辺競、主君源頼政の嫡男、仲綱の平宗盛に対する遺恨を晴らす
山門牒状 三井寺には貝鐘鳴らいて…』:三井寺、延暦寺に協力を要請
南都牒状 山門の大衆、この状を披見して…』:三井寺の協力要請に対し、延暦寺は無視、興福寺は受諾
永僉議 三井寺にはまた、大衆起こつて僉議す…』:三井寺の僧、六波羅に向かって進軍開始
大衆揃 搦手に向かふ老僧ども…』:源頼政、三井寺連合軍、長時間の軍議で戦機を失い、戦わずに退却
橋合戦 宮は宇治と寺との間にて…』:平等院の戦い
宮御最期 足利、その日の装束には…』:源頼政の自害と以仁王の討死
若宮出家 平家の人々は、宮並びに三位入道の一族…』:以仁王の王子、助命されて出家
通乗之沙汰 また、奈良にも一所ましましけり…』:以仁王の臣籍降下
そもそも、源三位入道と申すは…』:源頼政の鵺退治
三井寺炎上 日ごろは山門の大衆こそ…』:三井寺、平家に攻撃され、荒廃
 
平家物語 巻第五
都遷 治承四年六月三日…』:福原遷都
月見 六月九日、新都の事始…』:徳大寺実定、帰京して近衛河原の大宮を訪問
物怪之沙汰 福原へ都を遷されて後…』:福原京に起こる数々の怪奇現象
早馬 同九月二日、相模国の住人、大庭三郎景親…』:源頼朝の挙兵
朝敵揃 夫れ、我が朝に朝敵の初めを尋ぬれば…』:古代の朝敵
咸陽宮 また、先蹤を異国に尋ぬるに…』:秦の始皇帝暗殺未遂事件
文覚 そもそも、かの頼朝と申すは…』:怪僧、文覚の荒行
勧進帳 後には、高雄といふ山の奥に…』:文覚、後白河法皇に神護寺修造の勧進帳を読み、寄進を強要
文覚被流 をりふし御前には太政大臣妙音院…』:文覚、後白河法皇の御所で乱闘した後、伊豆に流罪
福原院宣 近藤四郎国高といふ者に預けられて…』:源頼朝、文覚の奔走により、後白河法皇の院宣を獲得
富士川 さる程に、福原には…』:富士川の戦い
五節之沙汰 平家の方には音もせず…』:敗戦にもかかわらず恩賞を受ける平家一門と機能不全の新都、福原
都帰 今度の都遷りをば…』:福原京から平安京への還都
奈良炎上 都にはまた…』:平重衡による奈良征討
 
平家物語 巻第六
新院崩御 治承五年正月一日…』:高倉上皇の崩御
紅葉 優にやさしう…』:高倉天皇の挿話
葵前 中にも、あはれなりし御事は…』:高倉天皇と葵前の悲恋
小督 主上、恋慕の御思ひに沈ませおはします…』:高倉天皇と小督の悲恋
廻文 入道相国、かやうにいたく情けなう振舞ひおかれし事を…』:源義仲、平家打倒に立つ
飛脚到来 木曽といふ所は…』:続発する地方反乱
入道死去 その後、四国の兵ども…』:平清盛、死す
築島 やがて葬送の夜…』:平清盛の葬送の夜に起きた数々の奇妙な出来事と経の島建設に関する善行
慈心坊 古い人の申されけるは…』:閻魔王、平清盛を賞賛し、高僧の生まれ変わりであると伝言する
祇園女御 また、ある人の申しけるは…』:平清盛の出生の秘密
洲俣合戦 同閏二月二十日…』:藤原邦綱の挿話と墨俣合戦
嗄声 さる程に、越後国の住人城太郎助長…』:城助長の死と流人の帰京
横田河原合戦 八月七日、官の庁にて大仁王会行なはる…』:源義仲、越後の城長茂率いる平家方を撃破
 
平家物語 巻第七
清水冠者 寿永二年三月上旬に…』:源頼朝、計略によって、源義仲の嫡男、義重を人質とする
北国下向 さる程に木曽、東山、北陸両道を従へて…』:平家、源義仲討伐軍を派遣
竹生島詣 大将軍維盛、通盛は進み給へども…』:平経正、竹生島明神に参詣し、白竜と出会う
火打合戦 木曽義仲、身柄は信濃にありながら…』:源義仲、砥浪山へ急行
願書 木曽宣ひけるは…』:源義仲、平家撃退の願書を八幡宮に奉納
倶利迦羅落 さるほどに、源平両方…』:源義仲、倶利迦羅峠の戦いで平家に大勝
篠原合戦 そこにて諸社へ神領を寄せられけり…』:平家方武将の様々な最期
実盛 また、武蔵国住人、長井斎藤別当実盛…』:斎藤実盛の最期と滅びの美学
玄ム 上総守忠清、飛騨守景家は…』:藤原広嗣と玄ム
木曽山門牒状 木曽、越前の国府について…』:源義仲、比叡山延暦寺に牒状を送り、動向を探る
返牒 案のごとく、山門の大衆この状を披見して…』:延暦寺、源義仲との同盟を約す
平家山門連署 平家はこれを知らずして…』:平家、延暦寺との同盟締結を画策するも、失敗
主上都落 同七月十四日、肥後守貞能…』:後白河法皇の失踪と安徳天皇の都落ち
維盛都落 平家の侍、越中次郎兵衛盛嗣…』:平維盛と妻子の別離
聖主臨幸 或は聖主臨幸の地なり…』:平家の放火で焼き尽くされた平安京
忠度都落 薩摩守忠度は…』:平忠度、藤原俊成に自作の歌集を託し、勅撰集への入選を請願
経正都落 修理大夫経盛の子息…』:平経正、守覚法親王に別れを告げる
青山之沙汰 この経正十七の年…』:唐伝来の琵琶、青山にまつわる秘話
一門都落 池の大納言頼盛卿も…』:それぞれの思惑とともに京都を去る平家の人々
福原落 平家は、小松三位中将維盛卿の外は…』:平家一門、福原に火を放ち、退去
 
平家物語 巻第八
山門御幸 寿永二年七月二十四日夜半ばかり…』:後鳥羽天皇の即位
名虎 同八月十日、院の殿上にて除目行なはる…』:清和天皇即位の際の故事
緒環 さる程に、筑紫には内裏造るべきよし沙汰ありしかども…』:緒方三郎維義の始祖伝説
太宰府落 平家、今は都を定め内裏造るべきよし沙汰ありしに…』:平家、九州から撤退
征夷将軍院宣 さる程に、鎌倉の前右兵衛佐頼朝…』:源頼朝、征夷将軍となる
猫間 康定都へ上り院参して…』:源義仲の都における余話
水島合戦 平家は、讃岐の屋島にありながら…』:平家、都落ち以来、初の大勝
瀬尾最期 木曽の左馬頭、これを聞き…』:瀬尾兼康、源義仲を裏切り、討死
室山 さる程に、木曽殿は備中国万寿の庄にて勢揃へして…』:源行家、平家に惨敗
鼓判官 およそ京中には源氏みちみちて…』:平知康、後白河法皇に源義仲追討を献言
法住寺合戦 たとへば、都の守護してあらむ者が…』:源義仲、後白河法皇に叛旗を翻し、法皇を幽閉
 
平家物語 巻第九
生ずきの沙汰 寿永三年正月一日…』:源頼朝愛蔵の名馬、いけずきを巡る梶原景季と佐々木高綱の挿話
宇治川先陣 佐々木四郎が給つたる御馬は…』:佐々木高綱、宇治川の戦いで先陣を飾る
河原合戦 軍破れにければ、鎌倉殿へ飛脚をもつて…』:源義経、源義仲を追い詰める
木曽最期 木曽殿は信濃より、巴、山吹とて…』:源義仲、討死
樋口被討罰 今井が兄、樋口次郎兼光は…』:樋口兼光、児玉党に投降するも、斬首
六箇度軍 平家福原へ渡り給ひて後は…』:平教経、四国の謀反を制圧
三草勢揃 正月二十九日、範頼、義経院参して…』:源義経、平家追討のため西国へ下向
三草合戦 平家の方には大将軍小松新三位中将資盛…』:源義経、三草山の平家を夜襲
老馬 大臣殿は安芸右馬助能行を使者で…』:源義経、一の谷に向かって進撃
一二之懸 六日の夜半ばかりまでは…』:一の谷の戦い、開戦
二度之懸 さるほどに、成田五郎も出で来たり…』:一の谷の東方、生田の森の激闘
坂落 これをはじめて、秩父…』:源義経、鵯越の逆落しにより、一の谷の戦いで大勝
越中前司最期 大手にも浜の手にも…』:平盛俊、猪俣則綱の詭計に遭い絶命
忠度最期 薩摩守忠度は…』:平忠度、岡部忠純親子に討たれる
重衡生捕 本三位中将重衡卿は…』:平重衡、庄高家に捕縛される
敦盛最期 いくさやぶれにければ…』:平家の若武者、敦盛、熊谷直実に討ち取られる
知章最期 門脇中納言教盛卿の末子蔵人大夫業盛は…』:平知章の討死とその死を悼む平家一門
落足 小松殿の末子、備中守師盛は…』:一の谷の戦いで惨敗し、舟で落ち延びる平家の人々
小宰相身投 越前の三位通盛の卿の侍に…』:夫、平通盛の後を追い、身投げする小宰相
 
平家物語 巻第十
首渡 寿永三年二月七日…』:源範頼、義経兄弟、一の谷で屠った平家一門の首を京で曝す
内裏女房 同十四日…』:平重衡と過去の恋人との悲話
屋島院宣 さる程に、平三左衛門重国…』:平重衡の身柄と三種の神器の交換を要求する後白河法皇の院宣
請文 大臣殿、平大納言の元へは…』:平家、院宣の要求を拒否
戒文 三位中将、これを聞いて…』:平重衡、法然から戒を授かる
海道下 さる程に、本三位中将をば…』:鎌倉に護送される平重衡
千手前 兵衛佐、急ぎ見参して申されけるは…』:平重衡と千手前の恋
横笛 さる程に、小松の三位中将維盛卿は…』:平維盛、一門と離れて高野山に赴き、滝口入道と再会
高野巻 滝口入道、三位中将を見奉つて…』:滝口入道の案内で高野山を巡拝する平維盛
維盛出家 「維盛が身の…』:高野山において出家する平維盛
熊野参詣 やうやうさし給ふ程に…』:熊野参詣に来た平維盛の零落ぶりを哀れむ那智の僧たち
維盛入水 三つの山の参詣事ゆゑなくとげ給ひしかば…』:平維盛、那智の沖にて入水
三日平氏 舎人武里も同じく入らむとしけるを…』:反乱を起こすも短日で鎮圧される伊勢平氏
藤戸 これを鎌倉の兵衛佐還り聞き給ひて…』:源氏、藤戸合戦において佐々木盛綱の活躍により勝利
大嘗会之沙汰 同二十七日、都には九郎判官義経…』:源義経、検非違使に就任
 
平家物語 巻第十一
逆櫓 元暦二年正月十日…』:源義経、平家が籠る屋島に向けて渡海
勝浦 夜、既に明けければ…』:源義経、阿波勝浦に到着し、田口良遠の城を陥落させる
大坂越 判官、近藤六親家を召して…』:奇襲、屋島の戦い
嗣信最期 九郎大夫判官、その日の装束には…』:佐藤嗣信、源義経の盾となって討死
那須与一 さる程に、阿波…』:弓の達人那須与一、平家の舟に掲げられた扇を射落とす
弓流 あまりの面白さに…』:落とした弓を命懸けで取り戻す源義経
志度合戦 明けければ…』:源義経、屋島の戦いで完勝し、平家を四国から撤退させる
壇の浦合戦 さる程に、九郎大夫判官義経…』:決戦、壇ノ浦
遠矢 源氏の方にも…』:阿波重能が平家を裏切ったことにより、壇ノ浦の戦いの趨勢が定まる
先帝身投 源氏の兵共…』:安徳天皇、御入水
能登殿最期 女院は、この御有様を御覧じて…』:総大将平宗盛の捕縛により源平合戦終結
内侍所都入 新中納言…』:三種の神器のうち八咫鏡と八坂瓊曲玉が、平家から奪還され、朝廷に戻る
我が朝には神代より伝はれる霊剣三つあり…』:壇ノ浦の戦いで失われた草薙剣にまつわる伝説
一門大路渡 さる程に、二の宮帰り入らせ給ふとて…』:京の市中を引き回される平氏一門
同二十八日、鎌倉の前兵衛佐頼朝朝臣…』:神鏡と内侍所に関する歴史
文之沙汰 平大納言時忠卿父子も…』:源頼朝、義経が平時忠の娘を娶ったことに不快感を表す
副将被斬 同五月七日、九郎大夫判官…』:平宗盛の幼い息子、副将、源義経の命で斬首
腰越 さる程に、大臣殿は…』:源頼朝、平宗盛を連行した義経の謁見を不許可
大臣殿被斬 さる程に、鎌倉殿…』:平家滅亡
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