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玉の緒よ ― 「玉の緒」は、玉を貫き通す糸。ここでは、自分の命。「よ」は、呼びかけの間投助詞。 |
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絶えなば絶えね ― 「絶えなば」は、ヤ行下二段の動詞「絶ゆ」の連用形+完了の助動詞「ぬ」の未然形+接続助詞「ば」で、順接の仮定条件を表し、「絶えるならば」の意。「ね」は、完了の助動詞「ぬ」の命令形。「絶えね」で、絶えてしまえの意。二句切れ。 |
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ながらへば ― ハ行下二段の動詞「ながらふ」の未然形+接続助詞「ば」で、順接の仮定条件を表し、「生きながらえるならば」の意。 |
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忍ぶることの ― 「忍ぶる」は、我慢する・耐え忍ぶの意。「の」は、主格の格助詞。 |
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よわりもぞする ― 「ぞ」と「する」は、係り結びの関係。「も」と「ぞ」は、強意の係助詞。「もぞ」で、〜すると困るの意。「する」は、サ変の動詞「す」の連体形で、「ぞ」の結び。「よわりもぞする」で、弱ると困るの意。 |